CLOCKROACH
『Biopunk』とは生物にコンピュータが接続されている世界観である。
その世界で、この存在はどのような時間、空間で生きるのか?
この作品はゴキブリに電気刺激を与えることで時計にする作品である。
自発的に動かないように、刺激を学習し違う行動を取らないように、ゴキブリは脳を切除さ
れている。
そして、前足に1秒ごとに電気刺激を与えることでゴキブリは回転する。
ゴキブリには時計の針が取り付けられており、時を刻む。
時計盤にはアクリル版が使われている。
透明なアクリル板は背景に溶け込み、この存在がどのような空間に適応するか示唆を与える。
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